2017年08月06日

BIOSしか起動しない KVI-70B を回復

今更、激安中華タブでもないと思うのだが、誰かの役に立つかもしれないので、ジャンクのKVI-70Bを回復させた作業記録。
当然ながら保証なんてクソくらえ壊れて上等、自己責任の参考資料である。

特に使い道もなかったのだが、恵安のKVI-70Bの中古が送込3000円で売られてたので買った。但し書きに、「BIOSは起動するがOS起動不可」と書いてあったため、ジャンク品相当ではあろうが、BIOSまで上がるのならなんとかする方法はあると思い、値段に釣られて買ったのである。

で、品物が届いたので電源を入れてみたが、確かにBIOSのPOST画面は出るしBIOS Setupにも入れるが、Windowsは起動しない(起動すると画面が乱れて固まる)。ブート失敗後は、回復オプションが出てくるので、ストレージがハードウェア的に壊れてるとかいうことはなさそうだが……。
多分、回復オプションとかリカバリーとかがあると思って、UEFI shellから起動を試みたり、USBからのブートを試みるが、起動しない。いろいろと試してBIOSの設定を変えているうち、うっかりBIOS設定でUSB3.0を切ったら二度とUSBデバイスを認識しないカラダになってしまった。
外付けキーボードを挿しても認識しないので、何の操作もできなくなってしまった。USB3.0を切ってはダメです。あはは!!!

普通のデスクトップやノートのマザーボードだったら、CMOSクリアをかけてBIOSをリセットすればいいんだが、タブレットではどうにもならない。やむを得ず、殻を割る。KVI-70Bは、両面テープなどは使われておらず、簡単に割れた。
IMG_20170723_171148s.jpg

バッテリーを空にしたり、バッテリーからの給電線を切断したり、3日ほど放置したりしたが、BIOS設定はリセットされない。
万策尽きた、と思ったが、5年以上前に、BIOSをぶっ飛ばした時にチップに無理矢理BIOSを書き込むために、フラッシュROMライタを買っていたことを思い出した。これでBIOSを吸い出せばなんとかならないだろうか。

ボードを眺めていると、Winbond W25Q64FWSというチップがあった。これがBIOSに違いない。が、ボードにがっちり実装されていて取り外せそうにない。どうしよう、、、と思ってぐぐっていると、ICテストクリップというものがあることを発見。チップを脇から挟んでROMライタまで結線するというアイテムだ。
早速クリック。

ROMライタは古いものなので、WindowsXP 32bitのドライバしかないので、読み書きする用に別のマシンにXPを新たにインストールし、準備を整えているうちに、テストクリップが届いた。
IMG_20170806_082411s.jpg
IMG_20170806_103149s.jpg

チップを挟んで、BIOSを吸い出す。一旦Eraseして、BIOSを書き戻し、起動。が、設定は変わらず、キーボードは認識しない。BIOSの設定自体がフラッシュROMに書き込まれているのか?なんてこった。BIOSファイルのバイナリダンプを眺めてみるが、どこが設定値なのか分かるはずもない。多分、どこか1バイトを書き換えればいいのだろうが、どこだか分からん。くそう、メーカーがBIOSファイルを1つでも公開してればなあ……。手詰まり。再び、万策尽きた。

未練がましく、チップを覆っているセロハンを剥がしてみると、ボード上に "EM_I8170_V3.1" の刻印があったので、ぐぐってみると、EMDOOR EM-I8710というタブレットがあり、これは REEDER W7iC というタブレットと等価であって、W7iCのBIOSファイルが見つかった。
ダウンロードしてみると、BIOSとおぼしきReederW7iCBIOS_V1.6.8.binも8192KB。これ焼けばいけるかも!?ということで(起動できなくなってもROMライタだから怖くないし)、フラッシュROMにこのBIOSを書き込む。
IMG_20170806_103327s.jpg
ezp2011-2017-08-06.PNG

起動してみると、、、おお、キーボードが認識されている!起動画面とか充電画面は Reeder W7iC らしきものに変わってしまっているが、これでいけそうだ。

もう元々の中身を回復するのは諦めて、WindowsのMediaCreationToolで Windows 10 Home 32bit のインストール用ブートUSBを作り、Windowsパーティションをぶっ飛ばしてクリーンインストールを実施。成功。

不明なデバイスが大量にあるが、これを順次解決していく。
Windows Updateを全て当てた後、メインボード関係のドライバとして、(多分互換だとおぼしき)Iconia Tablet8 W1-810から、8.1用の「Platform Installer ドライバー」をダウンロードして入れる。これでI2C関係の不明なデバイスが解決された。
次いでKionixからKXTJ9-KXCJ9-KXTJ2 Driverをダウンロードして入れる。これで3軸傾きセンサーが解決された。(回転方向が反対になってるが、後で解決する)

後はカメラとタッチパネルだが、これはメーカー、ベンダーのドライバがない。
カカクコムのBBSに、吸い出したドライバーを発見したのでダウンロード。解凍してUSBメモリでKVI-70Bに持って行き、!マークのデバイスを「ドライバーの更新」でローカルから探して当てる。
タッチパネルはこのままではどうもタッチが狂っているので、SileadTouch.fwを取得。zipを解凍したら、SileadTouch.fw を C:\Windows\System32\Drivers の下にコピーし、デバイスマネージャーからタッチパネルのドライバーを一度アンインストール。再起動すると不明なデバイスになるので、ドライバーの更新で当て直して、解決。
センサーの回転方向が反対になるのは、レジストリ値 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\ROOT\SENSOR\0000\Device Parameters\kxfusion に 00,00,00,01,01,00,02 と書き込む。解決。
regファイルはこう。Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\ROOT\SENSOR\0000\Device Parameters\kxfusion]
"Orientation"=hex:00,00,00,01,01,00,02

不明なデバイスに1つ残っている(カメラのセンサー?)が、これは解決法が分からなかった。

が、これで、概ね普通に使用可能なWindows10になったと思われる。
IMG_20170806_164759s.jpg

ストレージの残りが2Gもないので、果たして何かに使えるかと言うと、微妙だが……。
あと本体あっつい!


タグ:KEIAN KVI-70B
posted by usoinfo at 17:25 | Comment(0) | Windows | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月30日

ホストマシンの仮想化支援機能(VT-x/AMD-V)が使用できません。

Visual Studio 2015 Community をインストールしたら、その後、VirtualBoxのVMが起動できなくなった。実行しようとすると「ホストマシンの仮想化支援機能(VT-x/AMD-V)が使用できません。」とメッセージが出る。
しかし、BIOSの設定では、VT-xは有効になっている。

これは、Hyper-Vが有効になったせいらしい。
「コントロールパネル」-「プログラムと機能」-「Windowsの機能の有効化または無効化」で、Hyper-Vのチェックボックスをオフにして再起動したら解決。
20160730-01.png
困るぜ。仕事が出来なくなるところだった。
タグ:virtualbox
posted by usoinfo at 07:15 | Comment(0) | Windows | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月01日

Microsoft .NET Framework 4.5.1 (KB2858728)がWindowsUpdateでインストールできない

OSはWindows7。定石通り、手動でインストールを試みる。
マイクロソフトのサイトhttp://support.microsoft.com/kb/2858728から、オフラインインストーラーをダウンロードして実行してみると、「ディスク領域が不足しています」と出た。どうやらこのインストーラーは、空き領域を3G近く要求するらしい。
仕方ないのでCドライブの空きを増やしたら、ちゃんとインストールできた。

WindowsUpdateは「コード13EC WindowsUpdateで不明なエラーが発生しました」なる謎のエラーコードとエラーメッセージで失敗していた。この辺の表示はもう少し親切にならんかったのだろうか。ディスクが足りませんでした、とか言ってくれるだけでもだいぶ違うのだが。

kb2858725.png
posted by usoinfo at 10:33 | Comment(0) | Windows | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月10日

Microsoft .NET Framework 1.1 SP1 用セキュリティ更新プログラム (KB2833941) がWindowsUpdateでインストールできない

OSはWindows XP SP3。ランタイムが入っていないのが原因か? 必ずしもどもXPでも起こるわけではないようである。
手動でいく。

まずここ http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=39469 から、Windows XP、Windows Server 2003 (64 ビット)、Windows Vista、および Windows Server 2008 用 Microsoft .NET Framework 1.1 Service Pack 1 セキュリティ更新プログラム (KB2833941) をダウンロード。

実行すると、インストール途中で 'netfx.msiがないので場所を指定して' 的なことを言われる。WindowsUpdateで失敗していたのはこれのせいか。
netfx.msiを入手するため、ここ http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=26 から、Microsoft .NET Framework Version 1.1 再頒布可能パッケージ をダウンロード。
保存したフォルダでコマンドプロンプトを開き、
C:\>dornetfx.exe /C /T:C:\work
などとして、中身を解凍する。
そして、KB2833941 のnetfx.msiの場所に、解凍したフォルダを指定してやる。

これで解決。
posted by usoinfo at 05:37 | Comment(0) | Windows | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月11日

CygwinのシェルスクリプトをWindowsのショートカットで実行

Cygwinで作成したシェルスクリプトをショートカット化してデスクトップ等に置きたい時に。
シェルのexeのlnkを作成して引数でスクリプトを与えるとできる。

  1. ショートカットの元は、Cygwinのbinの下のsh.exe(又はその他のシェルのexe)
  2. プロパティで「リンク先」に、「exeファイルのパス シェルスクリプトのパス」を書く
  3. シェルスクリプトのパスは /cygdrive/... で書き、スペースを含むなら"で囲む
  4. シェルスクリプト中のコマンド名でWindowsのコマンドとかぶるものはフルパスで指定する(findとか)
こんな感じで。
dump20121111-01.png
タグ:cygwin
posted by usoinfo at 08:32 | Comment(0) | Windows | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月20日

Windowsの「送る」メニューからドライブを消す

 Windowsで、右クリックすると出てくるコンテキストメニューの中に、「送る」というのがある。C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo などにショートカットを置いて使っているが、ここのフォルダに置いていないのに勝手に出るアイコンがある。リムーバブルドライブである。うっかり光学ドライブに間違えて放り込んでしまい、「書き込み可能なディスクを入れてください」などと言われ、鬱陶しい。

 そこで、「送る」のメニューからリムーバブルドライブを消す方法である。
 レジストリエディタで HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer を開き、右ペインを右クリックでDWORD値を新規追加する。名前は "NoDrivesInSendToMenu"、値は "1"。
.reg的に書くとこうである。
Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer]
"NoDrivesInSendToMenu"=dword:00000001
 これで、リブートなりなんなりすれば、めでたく「送る」からリムーバブルドライブが消えてくれる。



 
タグ:Windows
posted by usoinfo at 06:52 | Comment(0) | Windows | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月10日

WindowsUpdateでKB2497281に飛ばされてしまうことへの対処

 いろいろあって、WindowsXPをクリーンインストールした。SP3を当て、WindowsUpdateを掛けようとしたところ、アクセスするとKB2497281に飛ばされてしまい、WindowsUpdateが使えない。
 インストール直後の状態ではIEがIE6なので、そのせいかと思い、IE8をダウンロードしてインストールしたが、やっぱり状況は変わらない。なにをやってもこの画面である。
kb2497281.png

 どうやら、Microsoft側で、WindowsUpdateのサーバーが新バージョンになり、それにXPSP3がついて行けてないようである(MSも、本格的にXPを切り始めたのであろう。まあ企業としては実に妥当であるが、こっちの動かそうとしているPC資産では7は動かないので、まだしがみつくしかないのである)。

 解決法を試行錯誤した結果、恐らく、Windows Update エージェントを最新版に更新すれば、WindowsUpdateが使えるようである。

1. KB946928: Windows Update エージェントの最新バージョンを入手する方法に関する、ネットワーク管理者向けの情報 から、WindowsUpdateAgent3.0のパッケージをダウンロードする。

2. IEを全て終わらせてから、ダウンロードしたパッケージを当てる。エラーは何も吐かないが、IEを終わらせないと正しくコンポーネントが更新されないようである。

3. リブートしてWindowsUpdateを実行。リダイレクトされなければ成功。

今回はこれで解決したが、ダメな場合、更に

Automatic Updateサービスを停止した上でKB971058: Windows Update コンポーネントをリセットする方法 のFixitから、「完全復旧」を実行する

・Automatic Updateサービスを手動で登録し直す。コマンドプロンプトから
net stop wuauserv
regsvr32 %windir%\system32\wups2.dll
net start wuauserv

という情報もあったので、付け加えておく。
タグ:Windows tips XP
posted by usoinfo at 07:17 | Comment(0) | Windows | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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