2014年03月08日

HDL-GXRをDebian Lennyで使えるようにする

P3060215s.jpg
中身が完全にすっからかんになった、アイオーデータ製の HDL-GX250R を安く手に入れた。Marvell 88F5182でLinuxが動く箱である。が、中身が完全にすっからかんなので、システムを入れないとウンともスンともいわない。ので、まずは、Debian Lenny が動くようにする。

1. 用意する物
  1. Linuxが動いているPC
  2. USB-SATA接続キット
  3. SATA接続のHDDなりSSDなりHDL-GXRに入れるストレージ

2. OPEN LANDISK PLATFORM Linux Ver. 2.0 をインストールする
http://ftp.iij.ad.jp/pub/sourceforge.jp/freetank/30616/のOLP02をインストールする。
OPEN LANDISK PLATFORM Linux200README.pdfの説明の通りにすればよい。

PCに、USB-SATA接続キットを使って、HDL-GXRに入れるストレージを接続。(ここでは、/dev/sdb になっているという前提。)
fdisk で
/dev/sdb1 83 128M
/dev/sdb2 82 1G
/dev/sdb3 83 残り全部
という感じでパーティションを切る。
例:
デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム
/dev/sdb1 2048 264191 131072 83 Linux
/dev/sdb2 264192 2361343 1048576 82 Linux スワップ / Solaris
/dev/sdb3 2361344 78140159 37889408 83 Linux
そして、
# mkfs.ext3 /dev/sdb1
# mkfs.ext3 /dev/sdb3
# mkswap /dev/sdb2
でフォーマットする。

次に、tar ballを各パーティションに展開する。
sdb1 に /boot を展開
# wget "http://ftp.iij.ad.jp/pub/sourceforge.jp/freetank/30616/OLP02_boot_etch20071203a.tgz"
# mount /dev/sdb1 /mnt
# tar xvfz OLP02_boot_etch20071203a.tgz -C /mnt
# mv /mnt/uImage.OLP02GXR /mnt/uImage.gxr
# mv /mnt/initrd /mnt/initrd.gxr
# umount /mnt

sdb3 に / を展開
# wget "http://ftp.iij.ad.jp/pub/sourceforge.jp/freetank/30616/OLP02_base_etch20071203a.tgz"
# mount /dev/sdb3 /mnt
# tar xvfz OLP02_base_etch20071203a.tgz -C /mnt
# umount /mnt
できたらストレージを取り外す。

3. HDR-GXR を起動
作ったストレージをHDL-GXRに取り付け、イーサネットも差し込んで、電源をONする。ACCESSのLEDが橙色に点灯し、しばらくしてパワーLED1つの点灯になったら多分成功。
アドレスはDHCPで取得するので、ルータ等のログを見るなりして、取れたアドレスを調べる。
% ssh root@(調べたアドレス)
root@192.168.18.134's password:
で、パスワード olpadmin でログインできる。
これで Debian etch、カーネルは2.6.12のLinux箱になった。

4. Lenny にアップグレードする
aptitude でアップグレードすればいいので、/etc/apt/sources.list を適当に書き換えつつ aptitude update/upgrade/dist-upgrade すればよい。

まず、etch は archive に行っているので、
# vi /etc/apt/sources.list
--
deb http://archive.debian.org/debian/ etch main non-free contrib
deb-src http://archive.debian.org/debian/ etch main non-free contrib

deb http://archive.debian.org/debian-security/ etch/updates main non-free contrib
deb-src http://archive.debian.org/debian-security/ etch/updates main non-free contrib
--
こんな感じにして、

# apt-get update
# apt-get install debian-archive-keyring
keyringを入れたら、Lennyに切り替えてアップグレード。
# vi /etc/apt/sources.list
--
deb http://archive.debian.org/debian/ lenny main non-free contrib
deb-src http://archive.debian.org/debian/ lenny main non-free contrib

deb http://archive.debian.org/debian-security/ lenny/updates main non-free contrib
deb-src http://archive.debian.org/debian-security/ lenny/updates main non-free contrib
--
こんな感じにして、

# aptitude update
# aptitude upgrade
# aptitude dist-upgrade
これで Debian Lenny、カーネルは2.6.12のLinux箱になった。

40Gの2.5"HDDを入れて、消費電力はだいたい9W前後。省電力で大変良い。
タグ:玄箱 Linux LANDISK
posted by usoinfo at 14:09 | Comment(0) | Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]