2011年08月21日

CentOS5.6に最新のカーネルを適用する

 今日(2011/08/21)現在、CentOS5.6の標準のカーネルは2.6.18-238.19.1.el5。標準のカーネルでは、Intel以外のCPUのクロック変更モジュールが入っていないので、VIAのマシン等でcpuspeedが使えない。なので、カーネルを再構築する必要がある。
 www.kernel.orgから2.6.x系の最新のカーネル(今日の段階で2.6.39.4)を取ってきて/usr/src/kernelsに展開し、デフォルトの設定でカーネルを作って入れてみると
# cd /usr/src/kernels/linux-2.6.39.4/
# cp /boot/config-2.6.18-238.19.1.el5 .config
# make oldconfig
(全部ENTER)
# make bzImage;make modules;make modules_install;make install
 ぱぱっとやって再起動したら、標準カーネルでは正しく動いていたのにLVMの"VolGorup00"が見えないのでrootをマウントできないと言ってカーネルがpanicする。ブートできない。

 だいぶ試行錯誤の挙げ句たどり着いた決着。問題点は、カーネルのconfigはそのままではなく2カ所変更しないといけない。
General Setup --->
[*] Enable depracated sysfs features to support old userspace tools
[*] Enable depracated sysfs features by default
 これをオンにすれば動く。分かるかこんなの!

posted by usoinfo at 13:50 | Comment(0) | Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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