懐中電灯も電池も増産されているそうだし当座に慌てる必要もないが、中長期的に節電の必要はあるので、そのために思うのは、ソーラーガーデンライト(こんなやつ)が実は優秀なアイテムなんじゃないかと思うのである。よくその辺のホームセンターでも売っている奴で、昼間に太陽光で充電して、夜になるとぼんやり光り始める、庭に置くやつである。
こいつの構造は至って単純なもので、てっぺんに小さい太陽電池パネルがついていて、中に単3程度の充電池が入っていて、接着剤でくっついているだけのものである。何かの複雑な制御機構があるわけでもなく、自然なままに充放電を繰り返すという、電気製品とも呼べないようなものである。
うちの部屋では、この太陽電池パネルだけを引きはがして窓際に置き、そこから電線を伸ばして(この電線もバラしたUSBケーブルの芯線を繋いだ廃品利用だが)部屋の中に置いたLED笠の中へ繋いでおいてある。すると、天気が良ければ昼間のうちに充電されて、陽が落ちてくると勝手にぼんやりLEDが灯り、電池がなくなれば勝手に切れる。翌朝はまた最初に戻る。
元々は、夜中にトイレに起きるときに電気をつけると目に刺さって痛いのが嫌だったために作った明かりである(なので経年劣化でだいぶ写真は汚い)。正直、照明の代わりになるほど明るくはない(この明かりで本は読めない)が、何しろ商用電源どころか電池も要らないし点けっぱなしにしても何らエネルギーの無駄な消費がないので、懐中電灯よりは省コストなのではないかと思うのである。光量が必要なら、もっとLEDの数か多い奴を使えばいいと思うし。
節電の役に立てば幸いである。
タグ:節電
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