2016年07月30日

ホストマシンの仮想化支援機能(VT-x/AMD-V)が使用できません。

Visual Studio 2015 Community をインストールしたら、その後、VirtualBoxのVMが起動できなくなった。実行しようとすると「ホストマシンの仮想化支援機能(VT-x/AMD-V)が使用できません。」とメッセージが出る。
しかし、BIOSの設定では、VT-xは有効になっている。

これは、Hyper-Vが有効になったせいらしい。
「コントロールパネル」-「プログラムと機能」-「Windowsの機能の有効化または無効化」で、Hyper-Vのチェックボックスをオフにして再起動したら解決。
20160730-01.png
困るぜ。仕事が出来なくなるところだった。
タグ:virtualbox
posted by usoinfo at 07:15 | Comment(0) | Windows | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月20日

同じUSBデバイスが複数ある時にデバイスを識別する

全く同じUSBデバイスが複数繋がっている時、特定の1つを指定するにはどうすればいいか困っていた。
ベンダーID・プロダクトIDが異なっていればudevでデバイス名を固定すればいいのだが、同じだとどうやら固定できなさそう。そもそも/dev配下にデバイスとして見えないものはどうすればいいのか。
具体的にはUSB温度計が複数繋がっている時。
USBのデバイス番号で読み取り先の温度計を指定できるものの、USBのデバイス番号は毎回変わるので、決め打ちで一意に指定できない。

lsusbでUSBデバイスの接続状況が見られるわけだが、'lsusb'だとバス・デバイス番号・デバイスIDが、'lsusb -t'だと、カスケードされたハブの接続とその先のデバイス番号が分かる。
そこで、例えば
+PCのUSBポート
|
+---ハブ1--+--エレコムのカメラ
| +--USB温度計
|
+---ハブ2--+--バッファローのカメラ
+--USB温度計

こんな感じに機器が繋がっているならば、

”エレコムのカメラと同じハブに繋がってるUSB温度計”
”バッファローのカメラと同じハブに繋がってるUSB温度計”

という特定の仕方をすれば、USB温度計のデバイス番号が一意に求められる(別にカメラじゃなくても、ベンダーID・プロダクトIDが違っていれば何でもいいけど)。
よって、まず lsusb -t の出力でツリー構造を分析して、ルートからどうハブを経由しているかとデバイス番号を紐付けして、その結果をlsusbの出力でデバイス番号とベンダーID・プロダクトIDを紐付けすれば、”エレコムのカメラと同じハブに繋がってるUSB温度計”が分かるようになるだろう。

ということで、lsusb -tとlsusbの出力結果を解析して、接続されている場所・デバイス番号・デバイスIDを列挙するコードをPHPで書いてみた。

https://github.com/usoinfo/usb_device_list

初めてgithubを使ってみた。
使い方のサンプルは、 sample.php にあります。
タグ:PHP USB
posted by usoinfo at 10:26 | Comment(0) | 開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月12日

Debian Jessie で、シャットダウン・再起動するときsshdが終わらない

sshで接続したままDebian Jessieをシャットダウンか再起動すると、サーバー側のsshdがコネクションを切らないまま終了するので、クライアント側がいつまでも繋がりっぱなしでうざい。
rc0 rc6 でsshdをkillするようにして、とりあえず回避。
これDebianのバグなんじゃないかなあ?よくわからんけど。

/etc/init.d/ に killsshd 等適当な名前でスクリプトを作成。
runlevel 2345 では何もしない、06では kilall sshd するだけ。
#! /bin/sh
### BEGIN INIT INFO
# Provides: killsshd
# Required-Start:
# Required-Stop:
# Default-Start: 2 3 4 5
# Default-Stop: 0 1 6
# Short-Description: kill all sshd process
# Description: kill all sshd process
#
### END INIT INFO
#
# Author: usoinfo
#

PATH=/bin:/usr/bin:/sbin:/usr/sbin

case "$1" in
start)
;;
stop)
killall sshd
;;
status)
;;
*)
echo "Usage: /etc/init.d/killsshd {stop}"
exit 1
;;
esac

exit 0
適当に有効化。aptitude install psmisc (※killallコマンドが入ってなければ入れる)
chown root:root /etc/init.d/killsshd
chmod 755 /etc/init.d/killsshd
update-rc.d killsshd defaults
reboot、shutdownの時は、killall sshdされるので、サーバー側から接続が切られるはず。
タグ:Linux Debian jessie
posted by usoinfo at 09:00 | Comment(0) | Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月08日

玄箱にDebian Jessieをインストール

Squeeze化しカーネルを2.6.39.4にして使っていた玄箱だが、Jessieがリリースされたのを機に、追い付いておくことにした。

と言っても、HDL-GXRでWheezy/Jessieを動かすよりは簡単に済んだ。玄箱は、正式にカーネルに取り込まれているので、カーネルソースをいじらなくてよいので。
よって、Weezy用は3.2系logtermの3.2.68、Jessie用は最新のstableである3.19.6を選択した。

基本的な作業は、3.x系のカーネルをコンパイルして(参照記事)、debootstrapでrootfsを作成(参照記事)、玄箱からディスクを取り出して別のPCにマウントし、ブート環境を整えた上で、作ったカーネルとrootfsを展開した。
作ったrootfsとカーネルを一応置いておく。

Wheezy向け
rootfs kurobox-rootfs-wheezy.tar.bz2
kernel kurobox-kernel-3.2.68.tar.bz2
lib kurobox-lib-3.2.68.tar.bz2
config kurobox-config-3.2.68.txt

Jessie向け
rootfs kurobox-rootfs-jessie.tar.bz2
kernel kurobox-kernel-3.19.6.tar.bz2
lib kurobox-lib-3.19.6.tar.bz2
config kurobox-config-3.19.6.txt

インストール手順
1. ハードディスクのパーティションを切る
Linuxの動いているPCにHDDを接続して、
(※接続したHDDはsdbの想定)
/dev/sdb1 MontaVista Linux (100M〜お好みで)
/dev/sdb2 swap (256M〜お好みで)
/dev/sdb3 Debian (残り全部)

sdb1,sdb3はext3でフォーマット、sdb2はmkswapする。
玄人志向のページからファームウェアアップデート Ver1.02をダウンロードし解凍、中のimage.zipを解凍して、tmpimage.tgzを /dev/sdb1 に展開する。(この段階で玄箱MontaVistaが動くようになるはず。つまり第1パーティションに玄箱オリジナルのLinuxが入ればいいので、通常の初期化手順を実行しても良い、はず。)

2. ブート環境の整備
玄箱/玄箱HG 用 ubuntu 12.04 LTS imageより、kuro-bootsel2.20080419.tar.gzubuntu-precise-installer.zip をダウンロード。
ubuntu-precise-installer.zip を解凍し、u-boot-1.2.0-hd.ram.bin uloader-2.4.17_mvl21-sandpoint.oをsdb1:/boot に置く。
kuro-bootsel2.20080419.tar.gz を解凍して、install.shの内容を手作業で実行。
# mount /dev/sdb1 /mnt (※接続したHDDはsdbの想定)
# cp u-boot-1.2.0-hd.ram.bin /mnt/boot
# cp uloader-2.4.17_mvl21-sandpoint.o /mnt/boot
# mkdir -p /mnt/boot/tools
# cp kuro_swread kuro_morse /mnt/boot/tools/
# cp kuro_bootsel2.sh /mnt/etc/init.d/
# chmod 755 /mnt/etc/init.d/kuro_bootsel2.sh
# pushd /mnt/etc/rc.d/rcS.d
# ln -s ../init.d/kuro_bootsel2.sh S15kuro_bootsel2.sh
# popd
# cp kuro_boot.conf /mnt/etc/
sdb1:/etc/init.d/kuro_bootsel2.sh を次のように変更。
101行目から
if [ ! -f $2 ]; then
/bin/echo "Kernel does not exist."
/boot/tools/kuro_morse F $AVR
return 0;
fi
init_avr

# if [ ! -f $2 ]; then
# /bin/echo "Kernel does not exist."
# /boot/tools/kuro_morse F $AVR
# return 0;
# fi
if [ -f $2 ]; then
/sbin/insmod $1 kernel=$2 $3
else
echo /sbin/insmod $1 $2 $3
/sbin/insmod $1 $2 $3
echo /sbin/init 6
/sbin\/init 6
fi
init_avr
している内容は、ubuntu-precise-installer-kuroBOX.sh の sed -e "101,105 s/^./#/" -e "110 s/^./#/" ... と同じ。
sdb1:/etc/kuro_boot.conf を次のように変更。
# kuro_bootsel config file (2008-04-01)
#
# "bootdefault"
# 1: Linux, 2-9: See below
bootdefault=2

(略)

# Menu entry No.2
#
menu2="Debian"
loader2="-f /boot/uloader-2.4.17_mvl21-sandpoint.o"
kernel2='uboot=/boot/u-boot-1.2.0-hd.ram.bin'
option2=''
している内容は、ubuntu-precise-installer-kuroBOX.sh の sed -e "s/^#bootdefault=1$/bootdefault=2/" ... と同じ。

3. rootfs,kernel,lib を展開
カーネルをsdb1へ、rootfsとlibをsdb3へ展開する。
# mount /dev/sdb1 /mnt
# tar xvfj kurobox-kernel-XXXXXX.tar.bz2 -C /mnt/boot
# umount /mnt
# mount /dev/sdb3 /mnt
# tar xvfj kurobox-rootfs-XXXXXX.tar.bz2 -C /mnt
# tar xvfj kurobox-lib-XXXXXX.tar.bz2 -C /mnt
# umount /mnt
4. ハードディスクを玄箱に接続してブート
eth0はdhcpでアドレスを取得。電源投入から3〜5分くらいで、sshd が上がりアクセス可能になる。はず。
ユーザー名root、パスワードkuroadmin でログインできる。
続きを読む
posted by usoinfo at 06:54 | Comment(0) | 開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月05日

HDL-GXRでJessieを動かす。

前記事で、HDL-GXRでWheezyを動かしたが、こっちが本命、Jessie。Jessieはつい先日出たばかりだが、Debianの過去バージョンの捨て去り方は急すぎるというか、もう少し余韻を残してくれてもいいんじゃないか。ミラーサイトからイメージが消えるの早い早い。

というわけで、HDL-GXRでJessieを動かした。
Jessieのカーネルは3.16番台のようなので、3.16.7 をコンパイルし、debootstrapでrootfsを作成。
やった内容は、Wheezyとほぼ同じなので割愛。前記事の3.2.68を3.16.7に、wheezyをjessieに読み替えれば大体合っている。

作ったカーネルとrootfsを。簡単なまとめはこちら。使用は自己責任で。
patch hdl-gxr-kernel-3.16.7.patch
config hdl-gxr-config-3.16.7.txt
kernel hdl-gxr-kernel-3.2.68.tar.bz2
lib hdl-gxr-lib-3.2.68.tar.bz2
rootfs hdl-gxr-rootfs-wheezy.tar.bz2
(Wheezyと同じく、eth0のアドレスはDHCPで、アクセスはsshで、ユーザー名root、パスワードはolpadminです。)

最新のstableカーネル3.19.6を使おうと思ったんだが、うまく動かせていない。何がいけないのかわからない。
posted by usoinfo at 16:44 | Comment(0) | 開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

HDL-GXRをWheezyで動かす

今更ながらのHDL-GXRについて。
USB温度計を繋げてmuninで監視していたのだが、どうも時々通信が切れ、不安定。
セキュリティに不安もあるし、Debianのバージョンを上げようと挑戦したものの、なかなかに難儀であった…。

1. カーネルを作成

カーネル2.6.39.4のままWheezyにすると、通信が出来なくなったりして、うまく動かないので、まず3.x系のカーネルを作る。
Wheezyは3.2系で動いているので、3.2系のlongterm、3.2.68 を使うことにした。
クロスコンパイル環境は、前記事を参照。
基本的な作業手順は、2.6系と変わらない
カーネルパッチは再び手移植してみた。カーネルソースって、かなり頻繁に変更されているんだなあ。
3.2.68用のカーネルパッチはこれ
.configのサンプル
というわけで、カーネルをクロスでコンパイル。(これはDebian8+emdebianの環境での例)

# wget https://www.kernel.org/pub/linux/kernel/v3.x/linux-3.2.68.tar.xz
# tar xvfJ linux-3.2.68.tar.xz
# cd linux-3.2.68
# patch -p1 < ../hdl-gxr-kernel-3.2.68.patch
patching file arch/arm/boot/compressed/head.S
patching file arch/arm/kernel/head.S
patching file arch/arm/mach-orion5x/Kconfig
patching file arch/arm/mach-orion5x/Makefile
patching file arch/arm/mach-orion5x/hdl_gxr-setup.c
patching file arch/arm/tools/mach-types
# cp ../hdl-gxr-config-3.2.68.txt .config
# ARCH=arm make menuconfig (※必要ならconfigを変更)
# ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabi- make uImage modules
scripts/kconfig/conf --silentoldconfig Kconfig
CHK include/config/kernel.release
UPD include/config/kernel.release
:
(略)
:
# mkdir -p /opt/arm/boot
# ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabi- INSTALL_MOD_PATH=/opt/arm make modules_install
# cp -p arch/arm/boot/uImage /opt/arm/boot/uImage.new
# cp -p System.map /opt/arm/boot/
# cp -p .config /opt/arm/boot/config-3.2.68.hdl-gxr
# pushd /opt/arm/boot
# tar cvfj /opt/arm/hdl-gxr-kernel-3.2.68.tar.bz2 .
# cd /opt/arm
# tar cvfj /opt/arm/hdl-gxr-lib-3.2.68.tar.bz2 lib
# popd

出来上がった hdl-gxr-kernel-3.2.68.tar.bz2 hdl-gxr-lib-3.2.68.tar.bz2 を、どこかに取っておく。

2. rootfsを作成

debootstrapでWheezyのrootfsを作成。
基本的な作業手順は、Squeeze化と同じ。
HDL-GXRはSqueeze以降でないと、xzがない、鍵がないなどでうまくない。


# aptitude install binutils (※arが入っていない場合のみ)
# mkdir -p /opt/landisk/debootstrap (※任意のディレクトリ)
# cd /opt/landisk/debootstrap
# wget http://ftp.jp.debian.org/debian/pool/main/d/debootstrap/debootstrap-udeb_1.0.67_all.udeb
# ar -x debootstrap-udeb_1.0.67_all.udeb
# tar Jxvfp data.tar.xz
# export DEBOOTSTRAP_DIR=`pwd`/usr/share/debootstrap
# export PATH=$PATH:`pwd`/usr/sbin
# mkdir -p /opt/landisk/wheezy (※任意のディレクトリ)
# debootstrap --arch=armel wheezy /opt/landisk/wheezy http://ftp.jp.debian.org/debian
I: Retrieving Release
I: Retrieving Release.gpg
:
(略)
:
I: Base system installed successfully.
# mount -t proc proc /opt/landisk/wheezy/proc
# chroot /opt/landisk/wheezy
# dpkg-reconfigure tzdata (※タイムゾーン設定)
# passwd (※rootのパスワード設定)
# vi /etc/apt/sources.list (※aptの設定)
--
deb http://ftp.jp.debian.org/debian wheezy main contrib non-free
deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian wheezy main contrib non-free
deb http://security.debian.org wheezy/updates main contrib non-free
--
# apt-get update
# apt-get upgrade
# apt-get install udev openssh-server
# vi /etc/network/interfaces (※ネットワークを設定)
# vi /etc/fstab
--
proc /proc proc defaults,nosuid,noexec 0 0
/dev/sda1 /boot ext3 defaults,rw 0 0
/dev/sda2 swap swap defaults 0 0
/dev/sda3 / ext3 defaults,rw 1 1
--
# apt-get clean
# exit
# umount /opt/landisk/wheezy/proc
# cd /opt/landisk/wheezy
# tar cjvf /opt/landisk/hdl-gxr-wheezy-rootfs.tar.bz2 .

出来上がった hdl-gxr-wheezy-rootfs.tar.bz2 を、どこかに取っておく。

3. ディスクに展開

HDL-GXRに入れるディスクを、USB-SATA接続キットなどを使ってLinuxの動いているPCに接続する。
(※新しいディスクなどの場合は、パーティションの切り方などは過去記事参照。)
第1パーティションにカーネル、第3パーティションにrootfsとカーネルモジュールを展開する。
ターゲットのディスクを /dev/sdb と仮定すると、さっき作った hdl-gxr-kernel-3.2.68.tar.bz2 hdl-gxr-lib-3.2.68.tar.bz2 hdl-gxr-wheezy-rootfs.tar.bz2 をPCに持ってきて


# mount /dev/sdb1 /mnt
# tar xvfj hdl-gxr-kernel-3.2.68.tar.bz2 -C /mnt
# umount /mnt
# mount /dev/sdb3 /mnt
# tar xvfj hdl-gxr-wheezy-rootfs.tar.bz2 -C /mnt
# tar xvfj hdl-gxr-lib-3.2.68.tar.bz2 -C /mnt
# umount /mnt


てな感じ。展開したディスクをHDL-GXRに接続し、電源投入。
うまくいけば、WheezyになったDebianが動いているはず。



作ったカーネルとrootfsを一応置いておく。簡単なまとめはこちら。使用は自己責任で。
patch hdl-gxr-kernel-3.2.68.patch
config hdl-gxr-config-3.2.68.txt
kernel hdl-gxr-kernel-3.2.68.tar.bz2
lib hdl-gxr-lib-3.2.68.tar.bz2
rootfs hdl-gxr-rootfs-wheezy.tar.bz2
これをディスクに放り込めば、とりあえず動く。はず。
eth0のアドレスはDHCPで、アクセスはsshで、ユーザー名root、パスワードはolpadminです。

Jessieは次で。
posted by usoinfo at 16:28 | Comment(0) | 開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月04日

Debian 8 (Jessie) でクロスコンパイル環境を作る

過去にDebian Squeeze+Emdebianで、玄箱/LANDISKのカーネルをクロスコンパイルする環境を作ったが、Debian Jessieになって、ちょっと違っているようなので。

基本的には、このページ(CrossToolchains)に従って作っていく。
アーキテクチャ 'armel' になっているところは、別のターゲットの場合は適宜読み替え。

手順を簡単にまとめると、
  • sources.list にEmdebianを追加
  • Emdebianの鍵を追加
  • アーキテクチャを追加
  • aptitude update
  • aptitude install crossbuild-essential-(アーキテクチャ)
である。

1. EmbedianのAPTを設定

※ソースリストにEmdebianを追加
# echo 'deb http://emdebian.org/tools/debian/ jessie main' \
> /etc/apt/sources.list.d/crosstools.list

※鍵を追加
# wget -q -O - http://emdebian.org/tools/debian/emdebian-toolchain-archive.key \
| apt-key add -

※アーキテクチャ armel を追加
# dpkg --add-architecture armel

※APTを更新
# aptitude update

2. ツールチェインをインストール
# aptitude install crossbuild-essential-armel
以下の新規パッケージがインストールされます:
:
(略)


その他のツールも必要に応じて。(カーネルコンパイルに必要なものを入れる)
# aptitude install u-boot-tools ncurses-dev bzip2


3. HDL-GXRのカーネルをコンパイルしてみる
過去記事参照
# tar xvfj linux-2.6.39.4.tar.bz2
# cd linux-2.6.39.4/
# patch -p1 < ../hdl-gxr-kernel-2.6.39.4.patch
# cp ../hdl-gxr-config-2.6.39.4.txt .config
# ARCH=arm make oldconfig
# ARCH=arm make menuconfig
# ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabi- make uImage modules
# mkdir -p /opt/arm/boot
# ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabi- INSTALL_MOD_PATH=/opt/arm make modules_install
# cp -p arch/arm/boot/uImage /opt/arm/boot/uImage.new
# cp -p System.map /opt/arm/boot/
# cp -p .config /opt/arm/boot/config-2.6.39.4.hdl-gxr
# pushd /opt/arm/boot
# tar cvfz ../kern.tgz .
# cd /opt/arm
# tar cvfz lib.tgz lib
# popd

posted by usoinfo at 07:45 | Comment(0) | 開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月26日

CentOS6にawstatsをインストールする

Apacheのログを解析するため、awstatsをサクッと入れる。
環境は、CentOS6 + Apache 2.4 での例。

1. epelからawstatsをインストール

EPELが入ってない場合は適宜いれる。過去記事などを参照。
# yum install --enablerepo=epel awstats
Loaded plugins: fastestmirror
Setting up Install Process
Loading mirror speeds from cached hostfile
:
(略)
:
Installed:
awstats.noarch 0:7.0-3.el6
Complete!


2.awstatsのconfigを書き換える

デフォルトでは、/etc/awstats 以下に、awstats.(ホスト名).conf ができている。
解析するサーバーが1つで、ホスト名とWebサーバー名が同一ならこのままのファイル名でいいが、バーチャルホストを切っていたりして複数の設定にしたい時は、awstats.(設定名).conf という名前でファイルを作成する。(設定名)は、後でアクセスするときに使う。
例えば、設定名www、設定名virtualの2つを使うときはこんな感じにする。
# cp awstats.model.conf awstats.www.conf
# cp awstats.model.conf awstats.virtual.conf
# ls -l
total 320
-rw-r--r-- 1 root root 61665 Feb 21 2013 awstats.model.conf
-rw-r--r-- 1 root root 61665 Apr 26 08:39 awstats.virtual.conf
-rw-r--r-- 1 root root 61665 Apr 26 08:37 awstats.www.conf
それぞれのconfを書き換える。
最低限書き換える箇所は# vi awstats.XXXX.conf
---
LogFile="(ログファイルのパス)"
LogFormat=(ログファイルの形式:1-4)
---
LogFileは、ログファイルのパスを、解析したいログの場所に変更する。複数のログファイルを結合して解析したい時は、
LogFile="/usr/share/awstats/tools/logresolvemerge.pl (ログファイル1) (ログファイル2) (...) |"こんな風にlogresolvemerge.plを使うと、複数ファイルを時系列で並べ替えて結合してくれる。

LogFormatは、ログファイルの形式を指定する。commonの時は4にするが、combinedの方が取れるデータが多いのでオススメ。変更するときはApacheの設定ファイルのCustomLogを書き換える。
# vi (http.confあるいはVirtualHostの中)
---
CustomLog (ログファイルのパス) common

CustomLog (ログファイルのパス) combined
---
古いログをよけてから、apacheをリスタートする。

3.Webからawstatsを見えるように設定。

設定を直接httpd.confかVirtualHostの中に書いても良いし、conf/extra/awstats.conf などに分けてincludeしてもいい。必要なら認証もかける。
例・awstats.confを作る
# vi (apacheのconfディレクトリ)/extra/awstats.conf
---
Alias /awstatsclasses "/usr/share/awstats/wwwroot/classes/"
Alias /awstatscss "/usr/share/awstats/wwwroot/css/"
Alias /awstatsicons "/usr/share/awstats/wwwroot/icon/"
ScriptAlias /awstats/ "/usr/share/awstats/wwwroot/cgi-bin/"

<Directory "/usr/share/awstats/wwwroot/cgi-bin">
DirectoryIndex awstats.pl
Options ExecCGI
</Directory>

<Directory "/usr/share/awstats/wwwroot">
AuthUserFile (パスワードファイルの配置ディレクトリ)/passwd.awstats
AuthName "AWSTATS"
AuthType Basic
Require valid-user
Require all denied
Require ip 127.0.0.1
</Directory>
---

例・httpd.confから設定ファイルをincludeする
# vi httpd.conf
---
:
(任意の場所に追加)
Include conf/extra/awstats.conf
---

例・BASIC認証を設定
# htpasswd -c (パスワードファイルの配置ディレクトリ)/passwd.awstats
New password:
Re-type new password:
Adding password for user XXXX
#

4.初回の解析データ生成

まだ解析データはないので、初回だけ手動でデータを生成する。
ログサイズによっては、初回の生成は時間がかかるかも。
# /usr/share/awstats/tools/awstats_updateall.pl now \
-configdir="/etc/awstats" \
-awstatsprog="/usr/share/awstats/wwwroot/cgi-bin/awstats.pl"

Running '"/usr/share/awstats/wwwroot/cgi-bin/awstats.pl" -update -config=XXXXXX -configdir="/etc/awstats"' to update config XXXXXX
Create/Update database for config "/etc/awstats/awstats.XXXXXX.conf" by AWStats version 7.0 (build 1.971)
From data in log file "/usr/local/apache2/logs/access_XXXXXX_log"...
Phase 1 : First bypass old records, searching new record...
:
(略)
:
Found 1 new qualified records.
#

5.アクセスできるか試してみる

2. で、設定名とサーバー名が同じで1つしかないなら、http://(インストールしたサーバー名)/awstats/ にアクセスしてみる。
設定が複数あったり、設定名がサーバー名と違うなら、http://(インストールしたサーバー名)/awstats/awstats.pl?config=(設定名) にアクセスしてみる。

awstat-example-150426.png


うまくできていれば、解析された結果が表示される。
データの更新は、標準では1時間に1回で、起動のためのスクリプトは /etc/cron.hourly/awstats に配置されている。1日1回に変えたい、あるいは任意の頻度に変えたい場合は、このスクリプトを適当な場所に移したりすると良い。
タグ:Linux Apache awstats
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2015年04月12日

METARのデータを取得して整形する

前回に引き続き。
気象庁以外で気温などの現在値が取れるものはないか、ということで、世界各国の空港の気象情報であるMETARからデータを取るPHP関数も作ってみた。
これ metar.phps

適当な場所に置いて include して使用する。
例:metar_sample.php

#!/usr/local/bin/php
<?php
include 'metar.phps';

$data = METAR_get('RJAA');

foreach($data['info'] as $i => $v){
echo $v['name'].' '.$data['data'][ $i ].' '.$v['unit']."\n";
}
?>

空港のコードには、ICAOの4レターコードをくべる。
例えば、成田空港のデータを引っ張ってきて表示。こんな結果。

$ ./metar_sample.php
時刻 2015/04/12 08:30:00
気温 12 ℃
湿度 71 %
気圧 1030 hPa
風向 NNE
風速 10 kt

空港によっては30分刻みでデータが来るので、気象庁よりいいかも知れない。気温の値の小数点以下が丸まってしまうのが欠点。
posted by usoinfo at 09:11 | Comment(0) | 開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月11日

気象庁のアメダス、今日のデータを取得して整形する

気象庁のアメダスのデータは、昨日より前のものはcsvで取得できるが、今日の分は取れない。Webページで見られるだけである。
このページを取得して、不要な部分を削除してデータだけ抜き出したかったので、ちょっとPHPで関数を書いてみた。
これ jma.phps

適当な場所に置いて include して使用する。
例:jma_sample.php

#!/usr/local/bin/php
<?php
include 'jma.phps';
$data = JMA_get('44132');
foreach($data['data'] as $h)
{
foreach($data['info'] as $key => $i){
echo $i['title'].$h[ $key ].$i['unit']." ";
}
echo "\n";
}
?>

場所のコードには、アメダスのURLの http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/today-XXXXX.html の XXXXX(数字5桁) をくべる。
例えば、東京(44132)のデータを引っ張ってきて表示。こんな結果。

$ ./jma_sample.php
時刻1時 気温8.5℃ 降水量0.5mm 風向北北西16方位 風速3.3m/s 日照時間0h 積雪深96cm 湿度1020.7% 気圧hPa
時刻2時 気温8.8℃ 降水量0.5mm 風向北北西16方位 風速3.8m/s 日照時間0h 積雪深97cm 湿度1019.6% 気圧hPa
時刻3時 気温8.8℃ 降水量2.0mm 風向北北西16方位 風速3.4m/s 日照時間0h 積雪深97cm 湿度1019.0% 気圧hPa
時刻4時 気温8.8℃ 降水量0.5mm 風向北西16方位 風速3.2m/s 日照時間0.0h 積雪深0cm 湿度97% 気圧1018.7hPa
時刻5時 気温8.9℃ 降水量0.5mm 風向北西16方位 風速3.5m/s 日照時間0.0h 積雪深0cm 湿度97% 気圧1018.8hPa
時刻6時 気温9.1℃ 降水量1.0mm 風向北北西16方位 風速3.5m/s 日照時間0.0h 積雪深0cm 湿度97% 気圧1019.3hPa
時刻7時 気温9.4℃ 降水量1.0mm 風向北北西16方位 風速3.2m/s 日照時間0.0h 積雪深0cm 湿度97% 気圧1019.6hPa
時刻8時 気温9.9℃ 降水量0.5mm 風向北北西16方位 風速4.0m/s 日照時間0.0h 積雪深0cm 湿度97% 気圧1019.7hPa
時刻9時 気温10.4℃ 降水量0.0mm 風向北北西16方位 風速3.1m/s 日照時間0.0h 積雪深0cm 湿度96% 気圧1020.4hPa
時刻10時 気温11.4℃ 降水量0.5mm 風向北北西16方位 風速2.8m/s 日照時間0.0h 積雪深0cm 湿度94% 気圧1020.6hPa
時刻11時 気温11.9℃ 降水量0.0mm 風向北北西16方位 風速1.3m/s 日照時間0.0h 積雪深0cm 湿度92% 気圧1020.3hPa
時刻12時 気温13.1℃ 降水量0.5mm 風向北北西16方位 風速2.1m/s 日照時間0.0h 積雪深0cm 湿度90% 気圧1019.9hPa
時刻13時 気温14.0℃ 降水量0.0mm 風向北16方位 風速1.5m/s 日照時間0.0h 積雪深0cm 湿度83% 気圧1020.1hPa
時刻14時 気温14.9℃ 降水量0.0mm 風向北東16方位 風速2.9m/s 日照時間0.0h 積雪深0cm 湿度70% 気圧1019.8hPa
時刻15時 気温15.9℃ 降水量0.0mm 風向東北東16方位 風速3.2m/s 日照時間0.0h 積雪深0cm 湿度69% 気圧1019.8hPa
時刻16時 気温15.2℃ 降水量0.0mm 風向東16方位 風速2.9m/s 日照時間0.0h 積雪深0cm 湿度72% 気圧1020.4hPa

自己責任でどうぞ。
(※気象庁のホームページには、自動収集を遠慮せよとの旨記載があるので注意)
posted by usoinfo at 17:22 | Comment(0) | 開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする